しろしろブログ

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【妊娠・出産レポ2】臨月でもぐるぐる回る胎児。骨盤位分娩チャレンジと、外回転術をした話:逆子妊娠体験談

 

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今回は、妊娠中期ごろから悩まされた、逆子騒動についての記録です。

 

逆子だけど何かできることある?臨月の逆子はもう治らない?と不安な方、読んでもらいたいです。

 

前回の妊娠期についての記事はこちら

www.shiro-yan.com

妊娠中

胎児の発育自体はよく大きなトラブルもなく、後から振り返ると割と順調ではあと思います

が、2人目妊娠は、上の子の育児をしながらだからあっという間で、気が付いたらもう臨月だったわ~!なんていう方もいるようですが、私は逆で。。

一度経験があって知識もついているし、コウノドリのドラマやらで、

「母子ともに無事に健康に生まれる」

ことの奇跡を思い知ったので、妊娠中のトラブルやリスクの一つ一つを神経質に恐れて、かなり慎重になっていました。

  • 血圧:初診で高かったし、妊娠高血圧症にならないようにしなくては!と思い、特に減塩に気を付けて過ごしました。その後の妊婦健診では、血圧も上が100~128以下で、何も指摘や指導はされませんでした。が、測るときには毎回、「高く出ませんように・・・!」とドキドキしていました
  • 体重:初診時に多いと言われたし、あまり増やしすぎてはいけないな・・・と思い、野菜多めのヘルシーご飯を心掛けました(できる範囲で)。

 

体重増加はもちろん多すぎてもいけませんが、元が痩せた方などは体重増加が少なすぎても胎児にとってよくないです。

妊娠前体重別に、体重増加に関して推奨の値があるようです。

 

妊産婦のための食生活指針

「健やか親子21」推進検討会報告書厚生労働省HPより引用)

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/h0201-3a.html

 

「4 「妊娠期の至適体重増加チャート」について」

https://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/02/dl/h0201-3a4.pdf

P61:

「体格区分は、日本肥満学会の判定基準に従い、BMI [Body Mass Index:体重(kg)/身長(m)2 ] 18.5 未満を「低体重(やせ)」、18.5 以上 25.0 未満を「ふつう」、25.0 以上を「肥満」とする 3 区分とした。」

P65:

「妊娠全期間を通しての推奨体重増加量は、

 「低体重(やせ)」の場合は 9~12kg、

 「ふつう」の場合は 7~12kg とし、

 「肥満」の場合は、個別に対応していくこととし、

 BMIが 25.0をやや超える程度の場合は、おおよそ 5kgを目安とし、

 著しく超える場合には、他のリスク等を考慮しながら、

 臨床的な状況を踏まえ、個別に対応していく。」

 

 

BMIが25越えだった私は、「肥満」の区分であり、個別対応の域に該当します。

産院からは、毎回測る体重について「増えてきたから気をつけて!」といった指摘も、

「あなたは何キロまで!」といった管理指導も特にありませんでしたが、

上記を参考にして、自分としては、5キロ強の増加に留めようとに決めました。

 

逆子の悩み

中期頃から悩まされたのが、逆子でした。

胎児は、身体の小さいうちはクルクル回転できますが、大きくなってくると、普通頭を下にして、つまり「頭位」で落ち着いてきます。

逆に頭が上に、お尻が下にある体勢が「骨盤位」といいます。

いわゆる逆子はこの骨盤位の状態です。

中期ごろの逆子は珍しいことではないですが、35週頃になると、一般的に逆子である妊婦は数%まで減るようです。

 

私の場合 

私の場合、次のように、妊婦健診で診てもらうたびに、胎児の体勢が入れ替わっているような状況でした。

 

24w:骨盤位

28w:頭位

31w:骨盤位

33w:頭位

35w:骨盤位

36w:骨盤位

 

 35wの健診時に、このまま骨盤位だった場合、骨盤位のままでの普通分娩に挑戦してみましょうか、と提案されました。

そして36wの健診時にやっぱり骨盤位のままだったので、骨盤位分娩のための入院を決めました。

近年では一般に逆子なら帝王切開、という傾向にあるようですが、この病院では、無痛分娩をやっていることもあり、子宮口を最大まで無理なく開大させてから、胎児をおしりから出すことを年間数件やっているそうで。

 

もちろん、骨盤位であっても、足の位置やへその緒の位置、胎盤の位置等の条件によって、骨盤位分娩に適さない・リスクがあるケースもあるそうですが、私の場合はエコーで診る分には差し支えなさそうとのことでした。

 

私としても、正直なところ、できれば帝王切開を避けたい(帝王切開はお産じゃないとかいう考えでは決してなくて、単純に、手術で身体や臓器を切ることへの恐怖感、術中術後の痛み、傷のケア等絶対に大変なはず)という思いがあって、骨盤位分娩をやってみることにしました。

(もちろん赤ちゃんが無事に生まれることが第一なので、骨盤位分娩中に何かあれば帝王切開となります)

骨盤位分娩では、胎児が成長しすぎない方が(小さい方が)適しているため、正期産である37wを過ぎたらすぐに入院することとなりました。(36wの時点で推定2840gあって、問題ない成熟具合でした)

 

骨盤位分娩のチャレンジ

入院

朝から入院。夫も仕事を休んで付き添ってくれました。

診察して、やはり骨盤位のままでした。

着替えてバルーンを入れて、陣痛を起こすため子宮収縮剤の服用をします。

そして点滴も始めます。時間を追ってだんだんと量を増やします。

モニタを見ると、確かに陣痛の波が起きている。

赤ちゃんは元気に動いているし、位置も高いまま。

 

陣痛の痛みが出てしばらくして、硬膜外麻酔をしました。

麻酔による事故の報道なども見たのでとても緊張;;;

でも先生を信じるしかない!お願いします!

 

麻酔がかかった後は、足がしびれていて動かしにくい。けれども少しは感覚がある、といったかかり具合でした。

下半身の痛みは確かに軽減されていて、陣痛の波ごとに痛みで顔をしかめるけれども、

うめき声まではなく、

「うおおおおーーきたきたきた・・・!さあ降りておいで・・・!」と陣痛を迎えうつ感じでした。

 

が。

 

子宮収縮剤を時間を追うごとに増量していき、規定の最大量まで投与しても、

薬でお腹が張っているだけで、本陣痛に結びついていないようでした。

夜になろうとしていることもあり、一旦中断して張りがどうなるか観察。

やはり薬をやめると、お腹の張りも収まってきてしまいました。

 

逆子がなおった?

そのうちモニターしていると、心音の出どころが変わった模様。

そして、なんと。

頭位に戻っていました!

 

なんということだ!?

おいおい、君を、おしりから生むつもりで精一杯がんばったんだぞお母さんは!!

 

とりあえず、今晩は麻酔をつけたままで眠ることになりました。

夫は一旦帰宅。

でも数時間おきにモニターで心音確認されるし、手首に点滴針、背中に麻酔カテーテル刺さったままだし、あんまり眠れませんでした。

 

診察、そして外回転

そして迎えた翌朝。モニターをつけてくれた助産師さんいわく、「また高い位置だから逆子かな〜」と。

あんさん、どんだけ回るねん・・・

 

その後、お昼前に先生の診察でエコーをしました。

「あらら〜ほんとだ、また変わってる、

 今は横位だね、横位は良くなくてこれなら帝王切開しなきゃいけなくなる」

「こんなに簡単に回っちゃうのもなかなか珍しいよねー」

と言いながらエコーでへその緒などいろいろな位置関係をチェック。

「うんうん、これは行けそう、ちょっとやってみようか?」

とのことで、この場でいきなり回してもらう流れに。

まず横位→骨盤位→頭位へとお腹の上からぐぐぐっと押して回していただきました。

所要時間はものの数十秒、あっという間のできごとで、

確かにお腹の上から手で押されたので圧迫感は多少あったものの、

特別変な痛みも感じませんでしたし、赤ちゃんも元気にむぐむぐ動いていました。

「うん、これで頭位になったね。もう回らないと思うけどね〜。

 いやーこんな人も珍しいよ」

とのお褒めの言葉をいただいて、

骨盤位分娩はとりやめ、入院し続ける理由もないので、退院することに。

 

ということで、産むぞ!!!とめちゃくちゃ意気込んで入院したのに、

産まずに退院してしまいました。

手伝いに来てくれていた母や、赤ちゃん生んでくるからねと説明していた長女も

びっくりの展開でした。

  

そして無事の出産

帰宅して4日後。

その間も毎日毎時間、中の人が回転してしまわないか、この触れる丸いのは頭か?おしりか?ぐににににと胎動を感じるたびにやきもきさせられて非常にナーバスでしたが。

 

夜、ジョワワワっと破水から、次女のお産は始まりました。

 

破水した→ちゃんと頭が下のままだ!よかった!→陣痛こない

→また子宮収縮剤の点滴を始める→赤ちゃんの位置高くてなかなか降りてこない

→点滴棒ガラガラ引いて廊下をひたすら歩いて赤ちゃんその気にさせる

→痛みが増してきた!→硬膜外麻酔を入れる

→無痛分娩で無事に誕生!

 

という流れでした。

 

入院して3日くらい毎日誘発チャレンジ、などは体験談を見たことがありましたが、

赤ちゃん一人に対して、日程をあけて2回、分娩誘発するケースってそんなに多くないのではないかと思います。そう思うと珍しい体験だったかな。

なんにせよ、無事産むことができて、健康に生まれてきてくれて、よかったです。